本サイトはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
HOME  /  新着物件  /  大田区
大田区

【大田区】シティテラス下丸子

下丸子駅徒歩8分・全233邸・2〜3LDK|建築士が見た"配棟の作法"

2026.08.28 by 一級建築士ryo 読了 約18分
シティテラス下丸子 外観竣工写真(2026年5月撮影)
出典:住友不動産「シティテラス下丸子」公式サイト(外観竣工写真・2026年5月撮影)
大田区で子育て向けのマンションを探していて、シティテラス下丸子が気になっている方へ。
この記事では、2棟233邸という大規模設計の読み方・多摩川洪水リスクの実態・坪単価の妥当性まで、購入検討に必要な情報を一級建築士の目で整理します。
結論から言えば、多摩川の自然環境と閑静な住環境を求めるファミリー世帯にハマる物件です。
一級建築士として20年、設計の現場から見た視点で書きます。
最後に「こんな人にすすめる/すすめない」の判定もまとめています。

物件概要

SECTION 01 / OVERVIEW

スペック

所在地東京都大田区下丸子四丁目65番1の一部(地番)
売主住友不動産
施工株式会社長谷工コーポレーション
規模2棟構成(エアーズコート:地上15階・地下1階建/ブリーズコート:地上6階建)・鉄筋コンクリート造(公式サイト物件概要)
総戸数全233邸
間取り先着順で販売中の11戸:2LDK+S〜3LDK・専有面積67.33㎡〜70.27㎡・バルコニー面積12.00㎡〜17.02㎡(公式サイト物件概要 2026年9月23日時点)。公式サイトに全233邸としての間取り・専有面積の掲載はない
竣工2026年3月26日完成済(公式サイト物件概要 2026年9月23日時点)
引渡し2027年4月下旬(入居・引渡予定日。公式サイト物件概要 2026年9月23日時点)
販売状況先着順受付中・販売戸数11戸(公式サイト物件概要 2026年9月23日時点)
価格帯9,300万円〜11,600万円(先着順11戸。最多価格帯は10,000万円台3戸・11,000万円台3戸。公式サイト物件概要 2026年9月23日時点)
毎月の費用管理費 18,100円〜18,850円/将来の修繕に備える積立金 12,450円〜12,990円(いずれも先着順11戸・月額。公式サイト物件概要 2026年9月23日時点)
敷地面積8,222.43㎡(公式サイト物件概要)

主要駅へのアクセス

主要駅所要時間/乗換
品川約24分/1回(下丸子→蒲田→JR京浜東北線→品川)
東京約38分/2回(下丸子→蒲田→品川→東京)
渋谷約30分/1回(下丸子→多摩川→東急東横線→渋谷)
新宿約40分/2回(下丸子→多摩川→渋谷→新宿)
横浜約28分/1回(下丸子→蒲田→JR京浜東北線→横浜)

※平日朝時間帯のGoogle Maps乗換案内に基づく目安。

一級建築士ryoが見る「2棟233邸と多摩川の地形」

SECTION 02 / SITE & CONTEXT

シティテラス下丸子 外観竣工写真(全景・2026年5月撮影)
出典:住友不動産「シティテラス下丸子」公式サイト(外観竣工写真・2026年5月撮影)

敷地面積約8,200㎡に全233邸——単純計算で1邸あたりの敷地換算は約35㎡だ。この数字から設計者の意図が読める。233邸を1棟に積み上げればさらに高層になり、周辺の低層住宅地とのスケールのギャップが大きくなる。住友不動産が選んだのは「2棟分割」という答えだ。地上15階のエアーズコートと地上6階のブリーズコート(公式サイト物件概要)という高さの違う2つの棟に分けることで、棟間に光と風の通り道を確保し、各住戸が受ける外部圧力を分散させる設計意図が読める。

シティテラス下丸子 外観竣工写真(街路側の夜景・2026年5月撮影)
出典:住友不動産「シティテラス下丸子」公式サイト(外観竣工写真・2026年5月撮影)

下丸子4丁目は大田区南部の平坦な住宅地だ。周辺は2〜3階建ての戸建てが多く、高層建築物がほとんどない閑静なエリアである。この地形的特性が、2棟の板状配置というデザイン選択を後押ししている。平地に立つ板状建物は周辺への視線干渉が少なく、住人のプライバシーも守られやすい。

東急多摩川線の下丸子駅から西方向には多摩川がある。2棟のうちどちらの棟が多摩川方向を向いているかは、購入時に住戸の向きと眺望の観点から確認すべき重要なポイントだ。多摩川に近い方角の住戸は、開放的な眺望を得る代わりに、河川由来の洪水リスクとの関係も一緒に評価することになる(Section 06で詳述)。

— RYO'S VIEW

8,200㎡の敷地に233邸を2棟で受けた設計は、大田区の住宅地スケールへの配慮が読める。1棟集約より工事費が増すにもかかわらず分棟を選んだことは、棟間距離を通じた採光と通風の質を住友不動産が優先したと解釈できる。購入者はその分棟の恩恵が自分の住戸に届いているかを、実際の住戸の向きと棟間距離で確かめるべきだ。

駅から物件までの道のり

SECTION 03 / WALKING ROUTE

出典:Google マップ/物件位置はピン中心。下丸子駅まで徒歩8〜10分(住友不動産公式サイト記載値)※座標は概算、公式サイトの現地案内図で必ず照合のこと
シティテラス下丸子 現地案内図
出典:住友不動産「シティテラス下丸子」公式サイト(現地案内図)

改札を出てから

東急多摩川線・下丸子駅は、多摩川方面と蒲田方面で出入口が分かれた小ぶりな住宅型の駅だ(住友不動産公式サイトの交通表記)。改札を出ると正面に小規模な商店が並ぶ。蒲田・多摩川という2つのターミナルに挟まれた中間駅であり、朝の通勤時間帯も混雑は少なく、落ち着いた雰囲気の出口が出迎える。

道のり前半(駅前〜中盤)

駅前の商店街を抜けると住宅街に入る。2〜3階建ての戸建てが続き、歩道は整備されている。大通りには交差点があるが、横断歩道・信号ともに整っている。周辺の道路幅は一般的な住宅地のそれで、車の通行量は少ない。ゆっくり歩いて5分程度で、風景が純粋な住宅地に切り替わる。

道のり後半(物件直前)

物件に近づくにつれ、建物の規模感が変わる。シティテラス下丸子の2棟は周辺の戸建てよりも明らかに大きく、エントランスのスケールで到着を知らせる。2棟それぞれに独立したエントランス(エアーズコートのグランドエントランスと、ブリーズコートのノースエントランス)があり、購入した棟によってアプローチルートが異なる点を事前に確認しておきたい。

歩いてみての体感

徒歩所要時間は公式表記8〜10分。実際には信号待ちを含めて10分前後が現実的な目安だ。大田区南部の平坦な地形が続くため、道中に上り坂・下り坂はなく、高低差はほぼゼロである(国土地理院地図によると、このエリアの標高は概ね4〜5m前後)。夜道は街灯が設けられているが、商業施設は少なく暗い印象がある。子連れや荷物が多い日には余裕を持って移動したい。

— RYO'S VIEW

下丸子駅徒歩8〜10分は「駅近」の看板を立てられる距離ではないが、坂のない平坦な道のりは毎日の通勤・買い物に余計な体力を使わない実用的な立地だ。ただし東急多摩川線のみが最寄路線で、蒲田や多摩川への乗り継ぎが必須の動線は、複数路線を当然とする都心居住者には物足りなく感じる可能性がある。

立地と街の読み方

SECTION 04 / LOCATION

街の歴史と再開発動向

大田区は東京南西部の玄関口であり、かつては京浜工業地帯の一翼を担った製造業のまちだ。下丸子エリアもかつては中小工場が点在していたが、1980年代以降の産業構造変化とともに工場跡地への住宅転換が進み、現在は閑静な住宅地として定着している。東急多摩川線は沿線に大規模な商業開発がなく、住宅専用路線としての性格が強い。大規模再開発の予定は現時点では確認されていない。

生活インフラ・学区

最寄りスーパーは物件から徒歩約1分のオリンピック 下丸子店で、下丸子駅の近くには24時間営業の西友 下丸子店(徒歩約8分)もある。まいばすけっと 鵜の木2丁目店(徒歩約7分)なども徒歩圏にあり、日常の食材の買い物に困ることは少ない。下丸子4丁目の学区(小学校・中学校)は、大田区教育委員会の公式サイトで確認しておきたい。公園は多摩川の河川敷緑地(物件から徒歩約15分)が最大の自然スポットで、週末のサイクリング・ジョギングに使える。

シティテラス下丸子 エリアマップ
出典:住友不動産「シティテラス下丸子」公式サイト(エリアマップ)

ハザードマップで見る安全性

SECTION 05 / HAZARD

洪水浸水想定多摩川水系・敷地付近は浸水深3〜5m(想定最大規模)/0.5〜3m(計画規模)(国土交通省 重ねるハザードマップ)
高潮浸水想定対象外(敷地は高潮浸水想定区域に含まれない。国土交通省 重ねるハザードマップ)
津波浸水想定想定対象外(内陸)
土砂災害警戒区域非該当(大田区南部平地)
液状化危険度多摩川流域の沖積低地(東京都 地域危険度測定調査の地盤分類)。液状化の可能性は購入前に東京都「東京の液状化予測図」で敷地位置を確認してほしい
地域危険度(地震火災)総合ランク3(建物倒壊2・火災2/5段階。東京都 地域危険度測定調査 第9回・大田区下丸子4丁目)
海抜・標高約4〜5m(国土地理院地理院地図に基づく概算)
最寄避難所大田区立矢口西小学校(下丸子1丁目・直線約750m)ほか(国土地理院 指定避難所データ)

出典:国土交通省ハザードマップポータル(重ねるハザードマップ)/東京都「地震に関する地域危険度測定調査(第9回)」/国土地理院(地理院地図・指定避難所データ)。詳細は大田区の公式ハザードマップで個別の敷地位置を確認してください。

— RYO'S VIEW

標高4〜5mという数字は大田区南部の平坦な低地を示す。多摩川の存在がこのエリアの洪水リスクの主役であり、敷地はすでに浸水想定区域の中にある。想定最大規模で浸水深3〜5m、計画規模でも0.5〜3mだ(国土交通省 重ねるハザードマップ)。問われるのは区域に入るかどうかではなく、この深さの水が来たときに暮らしが止まらないかであり、そこが購入判断の核心だ。Section 06でこの点を詳しく読む。

多摩川洪水リスクを読む

SECTION 06 / KEY RISK

多摩川洪水とは何か

多摩川は山梨県甲武信岳から東京湾に注ぐ全長138kmの一級河川だ。上流の山岳地帯で集中豪雨が降ると、数時間後に下流の大田区・川崎市付近の水位が急上昇する。行政が策定した「想定最大規模」(1,000年に一度の降雨)では、多摩川下流域で最大浸水深5m以上に達するエリアが想定されている。2019年の台風19号(ハギビス)では多摩川の水位が急上昇し、神奈川県川崎市の武蔵小杉エリアや大田区の一部で浸水被害が発生した。この時、某タワーマンションの地下設備が水没して電気系統がダウンし、エレベーターが止まるなど生活機能が長期間停止した事例として広く報道された。多摩川洪水は「いつか起きるかもしれない遠い話」ではなく、数年に一度の台風シーズンに現実のリスクとして毎年訪れる課題だ。

敷地への影響を読む

シティテラス下丸子の所在地は東京都大田区下丸子4丁目。多摩川の流れの中心までは直線で約500mだ(国土地理院の河川データ)。国土交通省の重ねるハザードマップで見ると、敷地付近は「洪水浸水想定区域(多摩川水系)」に含まれ、想定最大規模で浸水深3〜5m、河川整備の目標とする規模の大雨(計画規模)でも0.5〜3mが想定されている。国が管理する多摩川だけの想定でも3〜5mで、この深さは多摩川の氾濫によるものと読める。敷地の標高が約4〜5mであることを考えると、3〜5mの浸水は建物の1階が水につかる深さであり、地下・1階部分への被害は想定の範囲内に入っている。購入前に大田区公式ハザードマップでも敷地の位置を照合しておきたい。住友不動産の公式重要事項説明書に「水害リスクの告知」が含まれるはずなので、契約前に必ず確認する。

自分で確認する方法

最も確実な確認方法は以下の3つだ。第一に、大田区の公式ハザードマップ(大田区役所のウェブサイト「防災・安全安心」ページ。「洪水ハザードマップ」で検索)を開き、地図上の下丸子4丁目65番地付近の色を確認する。青〜水色が浸水想定区域を示し、深さによって色が変わる。第二に、モデルルームの担当者に「重要事項説明書の水害リスク告知欄を見せてください」と率直に依頼する。宅地建物取引業法の改正(2020年)により、不動産取引時にはハザードマップに基づく水害リスクの説明義務がある。第三に、国土交通省の「ハザードマップポータルサイト(重ねるハザードマップ)」でこの物件の住所を入力し、洪水・土砂・高潮の各リスク層を自分の目で確認する。

— RYO'S VIEW

多摩川洪水リスクはこの物件の購入判断で最も確認が必要な事項だ。2019年の被害事例が示すとおり、マンションの地下設備(電気室・機械室)が浸水するとエレベーター・給排水・冷暖房が止まり、建物機能が著しく低下する。住友不動産が浸水対策として何を講じているか(電気室の高層配置・防水扉の設置等)を、購入前にモデルルームで必ず聞き取ることを強く勧める。

共用部の見立て

SECTION 07 / COMMON AREA

シティテラス下丸子 エントランス竣工写真(2026年5月撮影)
出典:住友不動産「シティテラス下丸子」公式サイト(エントランス竣工写真・2026年5月撮影)

エアーズコート(グランドエントランス)とブリーズコート(ノースエントランス)の2棟が各々独立したエントランスを持つ。住友不動産の「シティテラス」ブランドは中規模〜大規模の板状ファミリー向けマンションとして展開されており、共用設備はエントランスホール・宅配ボックス・駐輪場・駐車場が基本構成だ。2棟233邸という大規模物件では、管理組合の運営コストをある程度の戸数で分担できるメリットがある。具体的な共用施設の構成(ゲストルーム・パーティールーム・ペット洗い場等の有無)は公式サイトまたはモデルルームで確認を要する。

シティテラス下丸子 共用エリア完成予想図
出典:住友不動産「シティテラス下丸子」公式サイト

233戸規模の板状マンションで注目したいのは駐車場の台数と仕様だ。大田区南部は車保有率が比較的高いファミリー層が多い。機械式駐車場の場合、将来的な維持費上昇リスクと台数が総戸数に対して何割かを、購入前に管理規約と将来の修繕の計画(30年分など)で必ず確認する。EVシフトが進む現代では、EV充電対応の有無も問い合わせるべきポイントだ。

— RYO'S VIEW

2棟構成は共用部の維持管理にも二重のコストが発生する可能性がある。管理費と修繕の積立の月額が1棟集約と比べて割高にならないか、将来の修繕の計画の内容を比較検討することを勧める。233邸という規模は管理費の安定性を担保する一方、2棟分の外壁・屋上等の修繕面積は単純に倍近くになることを忘れない方がよい。

専有部の見立て

SECTION 08 / UNIT PLAN

この物件のプラン構成で最も際立つのは、専有面積レンジの狭さだ。先着順で販売中の11戸は67.33㎡〜70.27㎡と、約3㎡の幅に収まっている(公式サイト物件概要 2026年9月23日時点。公式サイトに全233邸を通した専有面積の掲載はない)。これはターゲット購入者層を「子育て世帯・共働きファミリー」に絞り込んだ設計判断と読める。面積帯を統一することで建設コストを最適化し、かつリビング・ダイニングの使い勝手が住戸間でブレにくい一貫性を生んでいる。

A-B'dタイプ(2LDK+S・67.35㎡)——サービスルーム付きプラン

シティテラス下丸子 A-B'dタイプ間取り図(2LDK+S・67.35㎡)
出典:住友不動産「シティテラス下丸子」公式サイト(A-B'dタイプ 2LD・K+S+N+2WIC・67.35㎡)

2LDK+Sの「S」はサービスルーム(公式の表記は「サービスルーム〔納戸〕」)で、書斎・子ども部屋・収納として使える可変空間だ。A-B'dタイプは、サービスルーム約6.0畳・洋室約5.0畳が2室・リビング・ダイニング約10.5畳・キッチン約3.1畳の構成になる(公式の間取り図)。67.35㎡という面積は2人世帯にゆとりを与え、子ども1人を加えても当面対応できる。ただしサービスルームは建築基準法上「居室」に分類されないため、採光・換気の条件が一般居室より緩い点は確認が必要だ。LDKの広さと各居室への動線が購入の際の主な評価ポイントになる。

A-Eタイプ(3LDK・70.27㎡)——家族向けプラン

シティテラス下丸子 A-Eタイプ間取り図(3LDK・70.27㎡)
出典:住友不動産「シティテラス下丸子」公式サイト(A-Eタイプ 3LD・K+N+2WIC・70.27㎡)

A-Eタイプは独立した3居室を確保する。子どもが2人いる4人家族、または在宅ワーク専用部屋を確保したい夫婦に向く構成だ。A-B'dタイプとの面積差はわずか約3㎡だが、居室数が1つ増えることで暮らしの選択肢は大きく広がる。LDKへの動線と収納の位置は購入前に実際の間取り図で確かめてほしい。

— RYO'S VIEW

67〜70㎡という均一な面積帯で233邸を設計したことは、「ファミリー専用の集合住宅」として性格を統一する戦略だ。単身・ディンクス向けの小型住戸も大型住戸もなく、同じライフステージの住人が集まりやすい。管理組合の意思決定がまとまりやすいというメリットがある一方、将来的な売却時のターゲット層が限定されることは頭に入れておく必要がある。

価格と周辺相場

SECTION 09 / PRICE

先着順で販売中の11戸の価格帯は9,300万円〜11,600万円、専有面積67.33〜70.27㎡(公式サイト物件概要 2026年9月23日時点)。ここから坪単価を計算すると約455万〜550万円の幅になる。大田区南部・東急多摩川線沿線のエリア相場として、新築プレミアムを乗せた水準だ。蒲田(JR京浜東北線)から東急多摩川線で3駅という立地と、住友不動産ブランドを加味すると、坪単価455万〜550万円の根拠は理解できる。ただしこのエリアの中古マンションの流通実績は都心ほど厚くなく、将来売却時の流動性リスクは考慮に入れる必要がある。

周辺中古マンションの坪単価

物件名築年・坪単価・補足
東急多摩川線沿線(蒲田〜多摩川)中古A築12年・@約300万円・距離約1km(第三者サイトの集計による概算)
大田区下丸子周辺中古B築8年・@約340万円・距離約800m(同左)
大田区蒲田エリア中古C築15年・@約270万円・距離約1.5km(同左)
大田区多摩川駅周辺中古D築5年・@約380万円・距離約1.2km(同左)

※周辺の中古マンションの売り出し価格などから見た、2026年8月時点の目安です(成約価格ではありません)。売り出し価格は時期によって変わるため、比べるときは最新の相場を確かめてください。

周辺中古の坪単価が概ね270〜380万円であるのに対し、今回物件の新築坪単価は約455〜550万円。差分は約20〜40%程度のプレミアムだ。評価としては「やや割高」の水準だが、竣工済み・住友不動産ブランド・全233邸の大規模管理体制を考慮すると、一定の合理性がある。多摩川洪水リスクが将来の資産性に影響する可能性も織り込んで検討したい。

ここに住む日常

SECTION 10 / DAILY LIFE

想定購入者の中心は30〜40代の共働き子育て世帯だ。2LDK+Sまたは3LDKというプラン構成と9,300〜11,600万円という価格帯(先着順11戸・2026年9月23日時点)が、子ども1〜2人を育てる世帯のスイートスポットに位置している。

平日の朝は下丸子駅から東急多摩川線で蒲田へ出て、JR京浜東北線に乗り換えて品川・東京方面に向かうルートが基本になる。駅まで徒歩10分、電車待ちを合わせると玄関から品川まで30分前後だ。週末は多摩川の河川敷が生活の中心になる。土手沿いの遊歩道を子どもと自転車で走り、多摩川水辺の風景を楽しむ暮らしは、都心では得がたい環境の豊かさだ。蒲田に出れば老舗餃子店・銭湯・チェーンスーパーと選択肢が揃う。

生活利便チェック:

  • スーパー:オリンピック 下丸子店(下丸子4丁目・徒歩約1分)・まいばすけっと 鵜の木2丁目店(徒歩約7分)・西友 下丸子店(下丸子3丁目・24時間営業・徒歩約8分)
  • 公立小:下丸子4丁目の学区は、大田区教育委員会の公式サイトで確認しておきたい
  • 公園:多摩川河川緑地(物件から徒歩約15分。土手沿い散策・サイクリングロード)・下丸子公園(下丸子4丁目・敷地から直線約260m)
  • 病院:東邦大学医療センター大森病院(大田区大森西6丁目・京急線 梅屋敷駅の近く。物件から直線約4km)

近隣のおすすめ店(Google マップ評価★4.0以上)

※評価はGoogle マップ評価(2026年9月時点)。徒歩分数はGoogle マップの徒歩ルートによる目安で、営業時間・定休日は変わることがある。

— RYO'S VIEW

下丸子4丁目の日常は「静かさが主役の暮らし」だ。大通りの喧騒も都心の密集感もなく、多摩川の緑が週末の行動圏に入る。それでいて日常の買い物は徒歩圏で足りる。物件から徒歩約1分にオリンピック 下丸子店、徒歩約8分に24時間営業の西友 下丸子店があり、外食もGoogle マップ評価★4.0以上の店が徒歩10分圏に揃う。遠いのは医療で、大学病院の東邦大学医療センター大森病院は直線約4km先にあり、通院には車か電車が要る。静けさと日々の買い物のしやすさが両立している点を評価できるか、病院までの距離を許容できるかが、購入判断の分かれ目だ。

まとめ

SECTION 11 / CONCLUSION

★評価(5段階)

立地★★★☆☆ 建物★★★★☆ 価格★★★☆☆ 将来性★★☆☆☆ 総合★★★☆☆

※敷地が多摩川の洪水浸水想定区域で、想定最大規模では浸水深3〜5m、計画規模でも0.5〜3mの区域に入ると分かったため、資産価値への影響を考えて将来性を★2とした(2026年9月見直し)。

良い点

  • 敷地面積8,200㎡に2棟構成を選択した設計が、棟間距離と採光・通風の確保につながっている。233邸規模の大規模設計としての利点(管理費の安定・将来の修繕計画の精度)もある
  • 67〜70㎡・2LDK+S〜3LDKというファミリー向け面積帯に振り切ったプラン統一が、管理組合の意思決定を均質化する効果を持つ
  • 多摩川の河川緑地まで徒歩約15分圏内という自然環境の近さは、子育て世帯にとって都心では代替しにくい生活資源だ

気になる点

  • 敷地は多摩川水系の洪水浸水想定区域に入っており(想定最大規模で浸水深3〜5m、計画規模でも0.5〜3m。国土交通省 重ねるハザードマップ)、2019年の台風被害事例の教訓を踏まえた浸水対策の内容(電気室位置・防水扉等)をモデルルームで必ず確認する必要がある
  • 東急多摩川線のみが最寄路線で、蒲田・多摩川への乗り換えが必須の動線は、複数路線アクセスを前提とする都心居住者にとって利便性が一段落ちる。坪単価455万〜550万円はこの交通条件に対してやや強気な設定と言える
  • 用途地域は工業地域(公式サイト物件概要)。住宅も建てられるが、工場が建つことを前提にした地域で、いまの静かな街並みが将来も続くとは限らない。周りの土地の使われ方を、大田区の用途地域の地図と現地で確かめたい

こんな人にすすめる/すすめない

すすめる:蒲田・品川への通勤が主で、多摩川の自然環境を週末に活用したい30〜40代の子育て共働き世帯。静かな住宅地に住宅の「広さと自然」を求め、都心の過密や騒音を避けたい人。

すすめない:複数路線への乗り換えなしアクセスを重視する通勤者。洪水リスクに対して心理的抵抗が強い人。駅から徒歩5分以内の立地を求めている人(下丸子駅まで公式表記で徒歩8〜10分)。

出典・参考
・住友不動産「シティテラス下丸子」公式サイト:https://www.sumitomo-rd-mansion.jp/shuto/shimomaruko/
・LIFULL HOME'S「シティテラス下丸子」物件ページ
・国土交通省ハザードマップポータルサイト(重ねるハザードマップ)
・大田区公式ハザードマップ(大田区役所ウェブサイト)
・国土地理院 地理院地図(標高データ)
・周辺相場:レインズ/SUUMO中古事例(概算)
・案内図:Google マップ(埋込)/住友不動産「シティテラス下丸子」公式サイト(現地案内図)
※掲載画像は住友不動産公式サイトからの引用です。
※案内図はGoogle マップの埋込機能を使用。現地案内図は住友不動産公式サイトからの引用です。

シティテラス下丸子の価格・間取りが気になったら

未公表の住戸別価格・詳細間取り・モデルルーム予約は、資料請求とエントリーが最速の入手ルートです

【無料】タウンライフで新築マンション資料請求 →
この記事の情報について
  • 価格・販売戸数・管理費などは、記事に書いた日付の時点で売主の公式サイトなどに公開されていた情報です。販売状況や価格は変わることがあります。
  • 坪単価は公開された価格と専有面積からの計算、周辺の中古相場は売り出し事例などにもとづく目安で、実際の取引価格を示すものではありません。公式に発表されていない価格の予想は掲載していません。
  • ★の評価、「割高・割安」の判断、設計の読み解きは、一級建築士である筆者の個人的な見解です。将来の価格・資産価値・住み心地を約束するものではありません。
  • ハザードや地域の情報は、国や自治体が公開している資料をもとにしています。最新の内容は各自治体の資料で確かめてください。
  • 購入を考えるときは、売主の最新の資料と重要事項説明で必ず確かめたうえで、ご自身の判断でお決めください。当サイトは特定の物件の購入や投資を勧めるものではありません(免責事項)。
  • 内容に誤りを見つけたときは、お問い合わせの「記事の訂正依頼」からお知らせください。確かめたうえで直します。
SHARE THIS NOTE
X でシェア
フォローもよろしくお願いします → @ryo6architect

※本記事の情報は記事作成時点(2026年8月28日)のものです。価格・販売スケジュール・共用施設・ハザード情報は変更される場合があります。最新情報は住友不動産公式サイトおよび大田区の公式ハザードマップでご確認ください。購入にあたっては必ず重要事項説明書の内容を確認し、専門家(宅地建物取引士・不動産鑑定士等)に相談されることをおすすめします。